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GNOMEデスクトップトラブル [CentOS]

GNOMEデスクトップが真っ暗な画面のまま起動できなくなってしまいました。
原因は現象が起こる前にパッケージの整理をしていたので、必要なファイルを誤って消してしまったものと・・・

その時の復旧手順を残します。

1.ブート画面で'E'キーを押す。
Pic02.png
2.起動パラメーターを編集する
Pic03.png
↑"linux16"から始まる項目を探し、末尾にレスキュー設定を追記する。

Pic04.png
↑"systemd.unit=rescue.target"を追記。
[Ctrl]+'X'キーを押して起動。

3.レスキュー?(Emergency mode)起動
Pic05.png
rootパスワードを入力しログイン。

4.ネットワークを有効にする
起動時はネットワークが無効になっているので、有効化する。
# systemctl start NetworkManager

5."GNOME Desktop"を再インストール

まず、"GNOME Desktop"をアンインストール
# yum groupremove "GNOME Desktop"
処理が完了したら、再起動し再度1~4の手順でインストール準備
# shutdown -r now
(再起動せずにインストールしたら、エラーでました)

続いて、"GNOME Desktop"をインストール
# yum groupinstall "GNOME Desktop"
Pic07.png
(何だか文字化けしてるけど、気にしない[あせあせ(飛び散る汗)])

再起動して、通常起動

6.無事GNOME Desktop復活
無事に復活[exclamation×2]
Pic01.png
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ソフトウェアRAIDの管理 [サーバ]

以前ソフトウェアRAIDをGUI操作で構築する手順を書きましたが、
状態の確認や再構築の方法等を考えるとCUI操作の方が細かく管理できそうなので、
今回はCUI操作でのソフトウェアRAIDの管理について[あせあせ(飛び散る汗)]

1.RAIDアレイの構築

 /dev/sdb、/dev/sdc 2台のHDDを使用してRAID1(ミラー)を構築する

 ①.partedコマンドでRAIDユニットを作成する

 コマンド:parted デバイス

 #parted /dev/sdb           // sdbを使用する
  GNU Parted 3.1
  /dev/sdb を使用
  GNU Parted へようこそ! コマンド一覧を見るには 'help' と入力してください。
  (parted) mklabel gpt         // パーティションテーブルをgptに設定(2TB超えのHDD対応)
  (parted) mkpart primary xfs 0% 100% // xfsファイルシステムで最大容量のパーティションを作成
  (parted) set 1 raid on        // RAIDフラグをセット[ひらめき] 
  (parted) p             // 状態確認
  モデル: ATA VBOX HARDDISK (scsi)
  ディスク /dev/sdb: 1074MB
  セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
  パーティションテーブル: gpt
  ディスクフラグ:

  番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム 名前 フラグ
   1 1049kB 1073MB 1072MB primary raid

  (parted) quit            // 終了


 ②.同様にsdcも設定する.


 ③.mdadmコマンドでRAIDアレイをmd0として作成する

 // sdb、sdc2台のHDDでRAIDレベル1(ミラー)アレイmd0を作成
 #mdadm --create /dev/md0 --level=1 --raid-devices=2 /dev/sd[bc]

 ④.後はGUIでの構築同様<アプリケーション>-<ユーティリティ>-「ディスク」を
  使用し、RAIDアレイを初期化 → マウントすればストレージとして使用可能[るんるん]



2.DAIDの状態確認

 コマンド:cat /proc/mdstat

 ①.RAID構築中の場合
 #cat /proc/mdstat
  Personalities : [raid1]
  md0 : active raid1 sdc[1] sdb[0]
   1047552 blocks super 1.2 [2/2] [UU]
   [==>..................] resync = 14.4% (151936/1047552) finish=0.7min speed=18992K/sec

  unused devices: <none>

 ②.RAID状態正常の場合
 #cat /proc/mdstat
  Personalities : [raid1]
  md0 : active raid1 sdc[1] sdb[0]
    1047552 blocks super 1.2 [2/2] [UU] // [UU]の表示が正常の証[ひらめき]

 ③.RAID状態異常(HDDの異常検出)の場合
 #cat /proc/mdstat
  Personalities : [raid1]
  md0 : active raid1 sdb[0](F) sdc[1]    // dev/sdbの異常を検出 (F) 表示
   1047552 blocks super 1.2 [2/1] [_U]  // // [_U] U → _ 表示に変わる

 ④.RAID状態異常(HDDロスト)の場合
 #cat /proc/mdstat
  Personalities : [raid1]
  md0 : active raid1 sdb[0]        // dev/sdcが認識できない
   1047552 blocks super 1.2 [2/1] [U_]  // [U_] U → _ 表示に変わる



3.RAIDの異常検出からの復旧手順

 1.で構築のRAID構成にて /dev/sdb HDDの異常を検出した想定

 ①.DAIDの状態を確認
 #cat /proc/mdstat
  Personalities : [raid1]
  md0 : active raid1 sdb[0](F) sdc[1]    // dev/sdbの異常を検出 (F) 表示
    1047552 blocks super 1.2 [2/1] [_U]  // // [_U] U → _ 表示に変わる

 ②.障害発生HDDをRAIDアレイから切り離し
 #mdadm --remove /dev/md0 /dev/sdb
  mdadm: hot removed /dev/sdb from /dev/md0

 ③.障害発生HDDを交換する

 ④.1 - ①の手順でRAIDユニット再作成

 ⑤.RAIDアレイ再構築
 #mdadm --manage /dev/md0 --add /dev/sdb
  mdadm: added /dev/sdb

 ⑥.DAIDの状態を確認
 // 再構築中
 #cat /proc/mdstat
  Personalities : [raid1]
  md0 : active raid1 sdb[2] sdc[1]
   1047552 blocks super 1.2 [2/1] [_U]
   [==>..................] recovery = 12.8% (135552/1047552) finish=0.5min speed=27110K/sec

  ↓↓↓

 // 再構築完了
 #cat /proc/mdstat
  Personalities : [raid1]
  md0 : active raid1 sdc[1] sdb[0]
    1047552 blocks super 1.2 [2/2] [UU]



4.その他

 RAIDアレイを削除する
 #mdadm --misc --stop /dev/md0


以上、CUI操作でのソフトウェアRAIDの管理についてでした。
タグ:CentOS7 Raid CUI linux

CentOS7クライアントをADドメインに参加させる [Linux]

今回はCentOS7クライアントをADドメインに参加させます[るんるん]

まず、ドメインコントローラーにアクセスできる事を確認します。
realm discover ドメイン名

 # realm discover test-ad.local
 Test-AD.local
  type: kerberos
  realm-name: TEST-AD.LOCAL
  domain-name: test-ad.local
  configured: kerberos-member
  server-software: active-directory
  client-software: winbind
  required-package: oddjob-mkhomedir
  required-package: oddjob
  required-package: samba-winbind-clients
  required-package: samba-winbind
  required-package: samba-common-tools
  login-formats: %U
  login-policy: allow-any-login
 test-ad.local
  type: kerberos
  realm-name: TEST-AD.LOCAL
  domain-name: test-ad.local
  configured: no

続いてドメインに参加します。
realm join ドメイン名

 # realm join test-ad.local
 Administrator に対するパスワード: ← パスワードを入力します

エラーが出なければ、これでドメインに参加できた筈です。
簡単[exclamation&question]

では、ドメインユーザーを追加してみます。
VirtualBox_CentOS7_27_07_2017_21_33_08.png
ユーザーの追加画面で「エンタープライズのログイン」をクリックし、
ドメインを参照し、ユーザー情報を入力します。


↓ハイ、ドメインユーザーが追加できました[るんるん]
VirtualBox_CentOS7_27_07_2017_21_34_53.png


一度ログアウトして、ドメインユーザーでログインします。
VirtualBox_CentOS7_27_07_2017_21_36_40.png


これで、WindowsもLinuxも合わせてユーザーの一括管理が可能になりました[グッド(上向き矢印)]
VirtualBox_CentOS7_27_07_2017_21_39_13.png

以上、「CentOS7クライアントをADドメインに参加させる」でした。
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