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Samba4によるActiveDirectory 機能実装-8- [ActiveDirectory]

今回は共有フォルダの設定について。


まず適当なところに共有用のフォルダを作成し、
そのフォルダのアクセス権をEveryone フルアクセスに変更する。
今回はTest_Shareフォルダを作成。

GUIによるアクセス権の変更方法は
フォルダ - 右クリック - プロパティ の「アクセス権」タブより
「その他アクセス」を「作成と削除」に変更し閉じる。
AD02.png


続いてSamba共有設定。

/usr/local/samba/etc/smb.conf を編集する。
尚、ActiveDirectoryを構築するとデフォルトで以下のように
「netlogon」、「sysvol」が共有されている。

# Global parameters
[global]
workgroup = TEST-AD
realm = TEST-AD.LOCAL
netbios name = xxxxxxxx
server role = active directory domain controller
dns forwarder = xxx.xxx.xxx.xxx

[netlogon]
path = /usr/local/samba/var/locks/sysvol/test-ad.local/scripts
read only = No

[sysvol]
path = /usr/local/samba/var/locks/sysvol
read only = No


これに上で作成したTest_Shareフォルダを
Shareとして共有する設定(以下の内容)をsmb.conf 末尾に追記する。

[Share]
path = /Test_Share
read only = No

[ひらめき]ちなみに共有名の末尾に$を付けるとWindowsクライアントでは
ネットワーク一覧に表示されない隠しフォルダとなる。

Samba4を再起動すると上記設定が有効になりフォルダが共有される。


リモートからGUIによる共有フォルダのアクセス権の設定

Windowsクライアントより
「管理ツール」-「コンピュータの管理」を起動し、
管理するコンピュータをADサーバに変更する。
「システムツール」ツリーの「共有」内に上で共有した
「Share」フォルダが存在する筈である。
これを右クリック - プロパティ の「セキュリティ」タブより
Windowsフォルダのセキュリティ設定と同じ要領で必要なアクセス権を設定する。
(初期状態ではEveryone フルコントロールが与えられている筈)

AD04.png

今回はここまで[時計]
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